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禁煙外来/睡眠時無呼吸症候群

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禁煙外来/睡眠時無呼吸症候群|千早の内科・外科・足のクリニック - よしだ内科・外科・足クリニック

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禁煙外来

はじめに

禁煙外来

喫煙は生活習慣病の大きな原因の一つです。
当院では禁煙外来を行っています。
タバコを1日1箱吸う場合、8~12週間分のタバコ代よりも禁煙治療代の方が安くなります。(健康保険等の自己負担が3割の方は、約3ヶ月の治療スケジュールで、13,000円~20,000円程度です。使用する薬によって少し変わります。)ぜひこの機会に禁煙への第一歩を踏み出しましょう。

当院での禁煙外来の流れ

1

初回(対面)

  • 喫煙状況やニコチン依存度、禁煙の関心度などをチェックします。呼気(吐き出す息)の一酸化炭素濃度の測定を行います。
  • 詳細に診断を行った上で禁煙開始日などを決定し、治療のための禁煙補助薬を一緒に選び、処方致します。

2

2回目から4回目
初回診察から2週間後、4週間後、8週間後、12週間後に診察を受けます。

初診から2週間後以降の診察では、次の4点について確認します。

  • 診察:喫煙(禁煙)状況の確認、体調チェックなど
  • 一酸化炭素量の測定
  • 禁煙を継続するためのアドバイス(ニコチン依存症の対処法など)
  • 禁煙補助薬の効果の確認、副作用の対応など

3

最終回(対面)

  • 前回までと同様、診察や一酸化炭素濃度の測定を行います。
  • 12週間(約3ヶ月)の最後になります。今後のアドバイスを受け、禁煙治療は完了になります。

費用はどれくらい?

  • 健康保険等の自己負担が3割の方は、約3ヶ月の治療スケジュールで、13,000円~20,000円程度です(使用する薬によって少し変わります)。
  • タバコを1日1箱吸う場合、8~12週間分のタバコ代(約40,000円程度)よりも禁煙治療代の方が安くなります。

予約方法は?

禁煙治療をご希望の方は、ぜひ当院にご相談下さい。

禁煙の必要性について

たばこの煙には多数の有害物質、発がん物質が含まれています。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)や肺気腫の原因となるだけでなく、肺がんをはじめとしたがんのリスクが上がります。
気管支喘息の方では発作が起きやすくなり、喘息治療の効果が出にくくなります。
新型コロナ感染症とタバコの関係性も報告があります。

ご自身の健康被害だけでなく、副流煙によるご家族への健康被害の影響もあります。

タバコをやめたくてもやめられない

これはタバコに含まれるニコチンの依存症が原因です。ご自身だけで禁煙に取り組むより、外来通院をされたほうが禁煙の成功率はぐっと上がります。当院では禁煙補助薬を処方し禁煙治療をサポートして参ります。
条件を満たせば保険で治療を受けられますので、ぜひこの機会に禁煙への第一歩を踏み出しましょう。

禁煙補助薬を使う方法とは?

禁煙補助薬には、「ニコチンを含まない薬」「ニコチン製剤」があります。
ニコチン製剤は、口の中の粘膜や皮膚からニコチンが少しずつ吸収されることで、禁煙初期にあらわれるニコチン切れの症状(離脱症状)を軽減して、禁煙をサポートします。
ニコチン製剤には、ニコチンパッチ(貼り薬)があります。
当院ではニコチンを含まない飲み薬(チャンピックス)ニコチン製剤(ニコチンパッチ)が処方可能です。

健康保険等を使って、禁煙ができます

ニコチン依存症は病気であるということが認識されるようになり、2006年4月から、以下の4つの条件を満たせば、健康保険等を使って禁煙治療を受けることができるようになりました。

  • ニコチン依存症の判定テストが5点以上
  • 35歳以上の者については、1日の喫煙本数に喫煙年数を掛けた数が200以上であるものであること
  • ただちに禁煙を始めたいと思っている
  • 禁煙治療を受けることを文書で同意している(問診票などに、日付やご自身のの氏名を書きます)

過去に、禁煙治療を行った人で、再喫煙をしてしまっても、もう一度、挑戦できます。
(ただし、前回の治療開始から1年以上経過していない方は自費診療となりますのでご了承下さい。)

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睡眠時無呼吸症候群(SAS) / いびきの治療

睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは

禁煙外来

眠っているときに

  • 「無呼吸(10秒以上呼吸が止まること)」の状態が1時間あたり5回以上、または
  • 7時間の睡眠の中で30回以上ある場合

に診断される病気です。

睡眠時無呼吸症候群の主な症状は?

  • 大きないびき
  • 昼間の耐え難い眠気
  • 起床時の頭痛
  • 眠った気がしない

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は睡眠不足や低酸素などで生活習慣病を引き起こすといわれています。
早期に適切な治療を行うことで、生活習慣病をコントロールすることが可能です。

日本人の2ー4%、約240万人が睡眠時無呼吸症候群(SAS)に罹患しているともいわれています。

高血圧や糖尿病などの生活習慣病の方ではさらに高率に睡眠時無呼吸症候群(SAS)が合併していることがわかっています。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は意外と身近な病気です。

どんな治療を行う?

症状にあわせて、CPAP療法マウスピースを使った治療をおこなっています。
外科的治療が必要な場合もございますので、その場合は近隣の信頼できる医療機関をご紹介いたします。

CPAP療法(経鼻的持続用圧呼吸療法:Continuous Positive Airway Pressure)

CPAP療法

CPAP療法は睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対して有効で一般的な治療法です。
日本では20万人以上の方が行っており、年間1ー2万人以上の方が新たに治療を始めています。
CPAP療法は睡眠時に常に気道に陽圧をかけることで、睡眠時の気道の閉塞を防止します、
治療にはCPAP装置と専用マスクを使用します。

治療の進め方は?

CPAP療法は健康保険の適用となります。
診察・薬の処方などと同じように、窓口で一部負担金をお支払いいただき当院から貸し出し致します。
健康保険の適用には定期的な受診が必要です。
受診されない場合はCPAP装置を医療機関に返却していただく場合があります。

治療の料金は?

健康保険でCPAP療法は可能です。
睡眠時無呼吸症候群の検査と治療には、健康保険が適用されます。
3割負担の方の場合、検査については簡易検査2,700円と診察料をいただきます。
治療については、CPAP治療で月額で約5,000円です。

治療のスケジュールは?

1

外来を受診する

2

睡眠時無呼吸症候群(SAS)に関する問診を実施

3

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査へ

問診結果で睡眠時無呼吸症候群の疑いありとされた場合

自宅で簡易検査を実施します

自宅でも取扱い可能な検査機器を使って、普段と同じように寝ている間にできる検査です。
手の指や鼻の下にセンサーをつけ、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性を調べます。
自宅でもできる検査なので、普段と変わらず仕事や日常生活をそれほど心配せずに検査することができます。
多くの場合はまずこの簡易検査を行ないます。
検査の内容によって費用も異なるので、詳しくは当院までご相談下さい。

簡易検査結果で睡眠時無呼吸症候群のより詳しい確定診断が必要とされた場合

入院施設のある医療機関をご紹介し1泊での入院検査を実施します。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)リスクチェック

  • 毎晩大きないびきをかきますか?
  • 「睡眠中に呼吸が止まっていた」と指摘されたことがありますか?
  • 昼間、眠くなることはありますか?
    (居眠り運転をしそうになったり、会議中にうとうとしてしまうことがよくありますか?)
  • 朝起きたとき、寝たはずなのに疲れが残っている感じや頭重感・頭痛がありますか?
  • 若い頃より、体重が増えて、顔つきが変わったといわれますか?
  • メタボリックシンドロームの傾向はありますか?